予防接種とは
予防接種とは、その名の通り、病気にかかることを予防するためのワクチンを接種することをいいます。病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするためのワクチンを接種することで、人に感染させ、社会に病気が蔓延してしまうのを防ぐためのものです。予防接種をしたからといって絶対その病気にならないというわけではありませんが、重い症状になることを防げる場合があります。
定期接種とは?任意のワクチンは接種しなくても良い?
予防接種は生後2ヶ月からはじまり、その後病気にかかりやすい年齢、重症化しやすい年齢、病気が流行る時期などに応じて接種する必要があります。誰もが受けるべき予防接種が「定期接種」です。
<定期接種>
・4種混合(DPT-IPV)
・B型肝炎
・Hib感染症
・小児の肺炎球菌感染症
・結核(BCG)
・麻しん・風しん(MRワクチン)
・水痘
・日本脳炎
・ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症
・季節性インフルエンザ
・高齢者の肺炎球菌感染症
<任意接種>
・ロタウイルス
・おたふくかぜ
・帯状疱疹
・子宮頸癌など
任意接種は個人が感染症にかかったり重症になることを防ぐためのものや、定期接種を対象年齢以外で受けるもの、免疫の弱い方に接する機会がある場合に感染を防ぐために受ける予防接種などがあります。人それぞれ、時と場合に応じて必要なものがありますので、任意だからといって受けなくて良いという判断はせず、医師に相談するようにしましょう。
予防接種を受けるときの注意点
<予防接種を受ける前>
・必ず、ワクチンの種類・接種時期が適切かを確認してください
・体調が万全の状態で受けるのが原則です。調子が悪いときは医師に相談しましょう。
<予防接種を受けた後>
・接種後はすぐに帰宅せず、少しの間、医療機関にいるようにし、体調に変わりがないか確認しましょう。
・アレルギー反応(アナフィラキシー)や副反応が起こる場合もあります。
・帰宅後、気になる症状があれば、接種した医療機関にご相談ください。
当院でも、予防接種を行っております。完全予約制となっておりますので診療時間内にお電話ください。
ご予約や持ち物について詳細ページを御覧ください。予防接種のスケジュール管理について確認できます。
堀田医院 院長
近田 和余